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ぼく と 父さん と時々 もっちゃん

緒川十景 《 江畔寺と小瀬城跡 》 (2017年9月14日)(茨城県常陸大宮市) 

9月14日 公休日

この日は、茨城県の常陸大宮市に出かけました。

常陸大宮市の旧・美和村地区の氷之沢小学校へと向かう途中
国道293号線の上小瀬辺りで、石柱らしき碑を見かけた。
車で走っている最中だったので、氷之沢小学校から戻って来たら確認することにしました。

石柱(石碑)のあった場所に向かうと、この看板を見かけました。

      20170914江畔寺と小瀬城跡01

『 出たなぁ! 緒川十景!! 』(笑)。


国道から見かけた石柱(石碑)に近づいてみると...............

      20170914江畔寺と小瀬城跡02



やはり、緒川十景の石碑でした。

      20170914江畔寺と小瀬城跡03

実は、この石碑の建つ場所は、江畔寺の駐車場でした。
どうやら、この石碑は江畔寺が建てたモノのようです。


駐車場には、江畔寺の説明板もありました。

      20170914江畔寺と小瀬城跡04



駐車場付近からの江畔寺。
背後の山が小瀬城址のようです。

      20170914江畔寺と小瀬城跡05



建武三年(1336年)北朝方の佐竹一族が、瓜連南朝方の楠木勢を撃破一掃して、
佐竹九代貞義の三男である義春が、常陸介の官職と緒川流域一帯・大田武石屋敷、
白方、小亀、岡田郷の領地を与えられ、領地の中心小瀬に居城を築き、小瀬氏を称しました。
康永三年(1344年)小瀬義春は剃髪入道して、城域の大手門に小庵を営み、
小瀬一族の菩提寺の基礎としました。
義春の死後、西側山上に勝軍地蔵菩薩を祭祀し、義春の化身仏と尊崇されました。

観応元年(1350)小瀬義春の三男・悟真妙頓(幼名・孝繁)が、
夢想疎石に学び、夢想疎石を招請開山として孝繁が開山二世になり、
南内山 孝槃寺と称し、長兄義益の援助で江畔寺を開いたそうです。


正面に見えるのが江畔寺。
背後の山が小瀬城跡。

      20170914江畔寺と小瀬城跡06



江畔寺は花の寺としても有名なようです。

      20170914江畔寺と小瀬城跡07



山門下の寺号標。

      20170914江畔寺と小瀬城跡08



由緒ある雰囲気を出す四脚の山門。

      20170914江畔寺と小瀬城跡09



扁額は山号。

      20170914江畔寺と小瀬城跡10

『南内山』が山号なんですね。


山門の手前にある弁天堂。

      20170914江畔寺と小瀬城跡11



こちらは建立されたから、まだ日が浅いようですね。

      20170914江畔寺と小瀬城跡12



正面に見えるのが客殿。

      20170914江畔寺と小瀬城跡13


その背後の山、ちょうど鉄塔の在る辺りが小瀬城址。

      20170914江畔寺と小瀬城跡14



鐘楼。

      20170914江畔寺と小瀬城跡15



境内に掲げられていた説明板。

      20170914江畔寺と小瀬城跡16



この大イチョウについて記されています。

      20170914江畔寺と小瀬城跡17

常陸大宮市の指定文化財(天然記念物)です。



客殿。

      20170914江畔寺と小瀬城跡18




ちょうど佛殿が工事中で、工事用の車両が数台停まっています。
仮囲いがあったりして境内は狭くなっています。
そして、写真を撮るポジションも制限されてしまいます。



大方丈

      20170914江畔寺と小瀬城跡19


      20170914江畔寺と小瀬城跡20



大方丈の扁額。

      20170914江畔寺と小瀬城跡21



花の寺の一覧。

      20170914江畔寺と小瀬城跡22

近隣の寺でしょうか?
季節の花を追いかけて、8つの寺巡りも楽しいかも...............


ざっと巡った江畔寺。
小瀬城址(小瀬城跡)は、長倉城址の例があるから
この時期はパスしましょう。
下草が枯れる晩秋から初冬にでも登城(訪城)したいなぁ。



この日知り得た『緒川十景』。
この日は、ここまで。

『義民堂』、『橋本次郎左衛門政國の碑』、『江畔寺と小瀬城跡』
とりあえず3ヶ所を巡る事が出来ました。

いつか機会があったら、残りの7つも確認してみよう。


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2017/10/18 Wed. 00:00 | trackback: -- | 本文: -- | edit