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び・び・びのびいすけ

沼闕城址 (2015年5月23日)(千葉県香取郡東庄町) 

5月23日 公休日

この日は、東庄町に出掛けました。


東庄町にある東庄県民の森の一部が、沼闕城址であります。


沼闕城は、
鎌倉時代に東六郎胤頼の三男(別の説では海上胤方の七男)である、東盛胤が
築城したとされています。
盛胤は長兄胤行の養子となり、沼闕城を築き居城としていましたが、
その後、三崎庄本庄郷(銚子市本城町)に本城を築いて移っていったとされています。

比較的単純な縄張りの城で、東西に並置された主郭・ニノ郭と主郭南の三ノ郭、
その周囲の帯曲輪から構成されている。
東庄県民の森に隣接する福聚寺が主郭跡とされ、
二ノ郭・三ノ郭は公園化され、東庄県民の森の一部となっています。



こちらが、沼闕城の縄張り図

      沼闕城縄張り図

         ( 余胡くんのお城のページ  よりお借りしました )




東庄県民の森の城山の森が沼闕城の二郭にあたるそうです



こちらがその二郭

      20150523沼闕城址01

遺構らしきモノはほとんど無く、県民の森整備の際に
この辺りはかなり改変されたようです。

      20150523沼闕城址05


この辺りが古城fだったことは、ある程度知れ渡っていたみたいで
古城を詠った句碑があります。

      20150523沼闕城址02


矢田插雲の句碑。

      20150523沼闕城址03


『 麥青し八百年の城あとよ 』
『 二の丸をかこめる堤やみとり 』

この二句が刻まれています。



もう一つの句碑。
こちらの作者はよくわかりませんでした。

      20150523沼闕城址04


      


主郭跡とされる福聚寺の山門。

      20150523沼闕城址06

日本の寺院には珍しい中国の寺院の様な山門です。


こちらの福聚寺は、沼闕城址と言うよりも、鉄牛和尚の墓があるお寺として有名なようです。

      20150523沼闕城址07

福聚寺は、1678年(延宝6年)に
下総国にあった椿海を開拓した禅僧、鉄牛道機の開山により創建された寺です。



こちらが、その鉄牛和尚の墓。

      20150523沼闕城址08


      20150523沼闕城址09


      20150523沼闕城址10




福聚寺の裏手には、僅かながらに遺構が残されています。


鉄牛和尚墓所脇の土塁。

      20150523沼闕城址11


この土塁は、つどいの森の奥へと続いています。
主郭の北側にあたる位置となります。

      20150523沼闕城址12


      20150523沼闕城址13



こちらが、つどいの森。


元々、主郭だった所を県民の森のつどいの森として
遊歩道を整備したようです。

      20150523沼闕城址14



つどいの森と二郭を隔てる竪堀。

      20150523沼闕城址15

かなり雑草が生い茂っていますが、竪堀は谷津へと繋がっているようです。



こちらは、福聚寺の本堂裏手(北側)の腰曲輪。

      20150523沼闕城址17




主郭西側(本堂西側)の空堀。

      20150523沼闕城址16

かなり埋められてしまったようですが、一部のみ残っています。

往時は、それなりの深さと幅があったようですが
現在は雑草が生い茂っていて、流石に降りて行く勇気はありません。

      20150523沼闕城址18



こちらが、本堂前の土塁。
この奥に空堀があったようですが、駐車場を作るために埋められてしまったようです。

      20150523沼闕城址19


つどいの森辺りの土塁の写真を撮っていた時に
カメラのレンズが壊れてしまいました。
ズームレンズの距離調整が手動でできなくなってしまい
(回転リングが空回りしてしまう)
カメラを下に向け、レンズの重みで位置調整をするという使い方になってしまいました。
そんなわけで、これと言った遺構もあまり無いので、
撤収することにいたしましょう。


一部は福聚寺として改変され、一部は県民の森として改変されてしまった沼闕城址。
遺構は少なく城址巡りとしては面白みに欠けるけれど、
なまじっか開発されて城山そのものが湮滅してしまうよりは
県民の森の一部として、後世に残ることを考えれば
それが良かったと思わざるを得ないのかなぁ...............







      

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2015/06/13 Sat. 00:00 | trackback: -- | 本文: -- | edit