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び・び・びのびいすけ

ぼく と 父さん と時々 もっちゃん

あいかわの景勝10選   《 工業団地といちょう並木 》 (2017年5月27日)(神奈川県愛甲郡愛川町) 

5月27日 公休日

個人的な連休の2日目。
この日は、神奈川県の愛川町に出かけました。

愛川町には、平成13年に制定された『あいかわの景勝10選』なるモノがあります。
町内の10ヶ所の景勝地を選ばれたモノです。
その内訳は...............

①宮ケ瀬ダムと新石小屋橋
②経ケ岳・仏果山・高取山にかけての山並
③塩川滝飛沫
④勝楽寺の山門と杉木立ち
⑤三増合戦碑と志田峠
⑥箕輪耕地遠望
⑦八菅山と八菅神社
⑧山十邸と中津往還
⑨工業団地といちょう並木
⑩中津川の清流

となっています。

〇〇八景とか、〇〇百選と言った類いのモノが基本的には嫌いではない。
むしろ、追っ掛けていたりするから好きな部類に入ります。
当然、この『あいかわの景勝10選』も、いつかはコンプリートしてみたいと思っています。

と言うことで、この日の愛川町に来たのは、
『あいかわの景勝10選』が最たる目的。

向かった先は..............工業団地といちょう並木


いよいよ、『 あいかわの景勝10選 』も最後の1ヶ所になりました。

130社を超える工場や研究所が整然と立ち並ぶ内陸工業団地。
そこを碁盤目状に走る街路にはイチョウ並木が続き、
秋には色鮮やかな黄色に染まる木々が道行く人たちの目を楽しませてくれるそうです。


首都に隣接する神奈川県は大消費地を背後に控え、
古くから工業立地の進展が目覚しく各地で農地が侵食され、
都市計画上、農政上に問題が生じ、また公害発生等、
土地利用に関して各種の混乱が生じてしまいました。
この工場乱立による弊害を防止し、土地利用の効率化を図るため、
神奈川県内陸部における工場適地として、旧陸軍相模飛行場跡地が選ばれました。
神奈川県企業庁により昭和36年から用地買収や造成工事が開始され、
昭和38年から分譲が始まり、一部企業の進出が決定しました。
ピーク時には150社を超える企業が進出していましたが
現在(平成29年4月)は、138社が企業活動を行なっているそうです。

そう言えば、かなり昔に、仕事で何度か来た事があったなぁ。


その内陸工業団地の中心部。
牧野フライス製作所の近くに『 あいかわの景勝10選 』の碑は建っています。

      20170527工業団地といちょう並木01


      20170527工業団地といちょう並木02


      20170527工業団地といちょう並木03



飛行場の滑走路跡なんでしょうか?
まっすぐに伸びる直線路。

      20170527工業団地といちょう並木04



その道路脇には見事ないちょう並木。

      20170527工業団地といちょう並木05


      20170527工業団地といちょう並木06


交差する道路にもいちょう並木。

      20170527工業団地といちょう並木07



青信号のタイミングで横断歩道で一枚パチリ☆。

      20170527工業団地といちょう並木08


残念なのは、まだ紅葉の時期ではないこと。


紅葉の時期ならば、一直線に黄金色の木々と
舞い散る葉で、黄金色の絨毯が見れそうです。
そんな時期に、もう一度来てみたいなぁ。


早足で巡った、『 あいかわの景勝10選 』ですが
これにて完結となりました...............。



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2017/06/16 Fri. 13:00 | trackback: -- | 本文: -- | edit

八菅山憩いの森  (2017年5月27日)(神奈川県愛甲郡愛川町) 

5月27日  公休日

個人的な連休2日目。


この日は、神奈川県の愛川町に出かけました。

愛川町にある『 あいかわの景勝10選 』巡りのついでに
立ち寄った先は...............八菅山憩いの森


八菅神社の拝殿(覆殿)の裏手には、こんな案内板。

      20170527八管山憩の森01

どうやら、八菅神社の背後の森が『八菅山憩いの森』のようです。
ここまで来て素通りは出来ません。
展望台広場があって、展望台もあるらしい。

これは、ちょっぴり足を伸ばさなきゃ!




いきなり、こんな塚が目の前に現れます。

      20170527八管山憩の森02

八菅神社は、明治維新までは神仏混淆の信仰に支えられてきた聖地であり、
八菅神社の鎮座する八菅山には七社権現と別当・光勝寺の伽藍、
そしてそれを維持する五十余の院・坊があって相模の国峰として盛えていました。

そんな経緯があったから、八菅山には色々な塚が多く残っているようです。

      20170527八管山憩の森03



八菅山の尾根沿いにハイキングコースがあり、森の木立を眺めながらハイキングが出来ます。
ただし、こんな看板も建ってて、注意は必要です。

      20170527八管山憩の森04

でも、本当に野生の猿がいるのかなぁ?



ハイキングコースを匂いを嗅ぎながら闊歩する びいすけ 。

      20170527八管山憩の森05


しばらく歩くと、こんな看板。

      20170527八管山憩の森06

八菅神社関連の祠の跡らしい。



さらに先に進むと、梵天塚。

      20170527八管山憩の森07



これまた、八菅山修道関連の跡。

      20170527八管山憩の森08


      20170527八管山憩の森09



さらに先、展望台脇にも別な塚。

      20170527八管山憩の森10

これまた、八菅山修道関連の塚。

確かに五十余の院・坊が在ったのが計り知れる。



木立を抜け、急に視界が拓けて来たあたりが展望台広場。

      20170527八管山憩の森11



こんな展望台も設けられています。

      20170527八管山憩の森12



せっかく苦労して、ここまで歩いて来たんだから
展望台に上がりましょう。

      20170527八管山憩の森13



愛川町や相模原市方面に拓けているようです。

      20170527八管山憩の森14


      20170527八管山憩の森15

もうちょっと雲が無ければ、かなりの眺望になるんだけど...............。

何組かの家族連れともすれ違ったけれど
半日くらいの予定で、お弁当を持ってハイキングと洒落込むのも良いかも?




八菅神社までの約300段の石段と、八菅山の尾根沿いのハイキングコースを歩いて来たから
しっかりと水分補給もいたしましょう。

      20170527八管山憩の森16


さてさて、一息着いたことだし
駐車場まで戻りましょう。

『 あいかわの景勝10選 』巡りに戻りましょう。


2017/06/16 Fri. 00:00 | trackback: -- | 本文: -- | edit

かながわの景勝50選 《 八菅山と八菅神社 》 (2017年5月27日)(神奈川県愛甲郡愛川町) 

5月27日 公休日

この日は、神奈川県の愛川町に出かけました。

愛川町が制定した『あいかわの景勝10選』を目的に訪れましたが、
あいかわの景勝10選の『 八菅山と八菅神社 』は、
『 かながわの景勝50選 』の地でもあります。

県を代表する景勝地ならば、
市区町村の公認の景勝地であることは間違いない。


こちらが、八菅神社の鳥居。

      20170527神奈川の八菅神社01

『八菅神社』と書いて、『はすげじんじゃ』と読むらしい。

古くから、「修験の山」として信仰を集めた八菅山には、
奈良時代から伝えられてきたとされる修験者たちの荒行があり、
毎年春に、『例大祭・火渡り儀式』と称し、護摩木を燃やした上を山伏姿の男性が歩き、
最後には観客も火渡りをする事が出来るそうです。
奈良時代から続く無病息災を祈る伝統行事とされているそうです。


八菅神社の拝殿へは、約300段の石段を上ります。

石段前の緩やかな上り坂。

      20170527神奈川の八菅神社02



そして、急勾配の石段。

      20170527神奈川の八菅神社05



石段の上り口の右側に建つ、『かながわの景勝50選』の碑。

      20170527神奈川の八菅神社03


      20170527神奈川の八菅神社04




この石段の周りにはシダジイの古木が多い。

      20170527神奈川の八菅神社06



『かながわの美林 50選』に選ばれた地でもあるようです。

      20170527神奈川の八菅神社07


神奈川県って県下の景勝地や公園、橋、美林と〇〇50選とか
〇〇百選って言うのが好きみたい。

まあ、それにどっぷりと引き込まれているんだけどね...............(笑)




確かに、石段沿いには雰囲気のあるシダジイの巨木が多い。

      20170527神奈川の八菅神社08


      20170527神奈川の八菅神社09


      20170527神奈川の八菅神社11



シダジイを眺めながら石段を上りますが
びいすけ は、はひたすら前へ前へと上って行きます。

      20170527神奈川の八菅神社10




約300段の石段は正直キツかったぁ。
    
      20170527神奈川の八菅神社12



拝殿の賽銭箱に九曜紋が描かれていましたが、
八菅神社の手水舎にも九曜紋。

      20170527神奈川の八菅神社13



別名八菅の七社権現とも呼ばれている八菅神社。
日本武尊など七神が祭神として祭られていて、明治維新の神仏分離令が出るまで、
大山阿夫利神社、日向薬師とともに関東での山岳修験の道場であったそうです。

修験道は、天台密教を信奉し宗験宗とも言い、
山岳地帯で苦行をして悟りを会得するものとされています。
八菅神社は、修験道三派のうち聖護院流で、行者は京都の本山や奈良県熊野地方にこもって、
身を清めたと伝えられています。


そんなことを知ると、この拝殿(覆殿)も違って見えてくる。

      20170527神奈川の八菅神社14


      20170527神奈川の八菅神社15


紛れもなく、此処は厳かであり、神聖な場所なんだと
改めて認識するのでありました...............。




2017/06/15 Thu. 00:00 | trackback: -- | 本文: -- | edit

あいかわの景勝10選   《 八菅山と八菅神社 》 (2017年5月27日)(神奈川県愛甲郡愛川町) 

5月27日 公休日

個人的な連休の2日目。
この日は、神奈川県の愛川町に出かけました。

愛川町には、平成13年に制定された『あいかわの景勝10選』なるモノがあります。
町内の10ヶ所の景勝地を選ばれたモノです。
その内訳は...............

①宮ケ瀬ダムと新石小屋橋
②経ケ岳・仏果山・高取山にかけての山並
③塩川滝飛沫
④勝楽寺の山門と杉木立ち
⑤三増合戦碑と志田峠
⑥箕輪耕地遠望
⑦八菅山と八菅神社
⑧山十邸と中津往還
⑨工業団地といちょう並木
⑩中津川の清流

となっています。

〇〇八景とか、〇〇百選と言った類いのモノが基本的には嫌いではない。
むしろ、追っ掛けていたりするから好きな部類に入ります。
当然、この『あいかわの景勝10選』も、いつかはコンプリートしてみたいと思っています。

と言うことで、この日の愛川町に来たのは、
『あいかわの景勝10選』が最たる目的。

向かった先は..............八菅山と八菅神社



八菅神社は、明治維新までは神仏混淆の信仰に支えられてきた聖地でした。
八菅神社の鎮座する八菅山には七社権現と別当・光勝寺の伽藍、
そしてそれを維持する五十余の院・坊があって相模の国峰として盛えていました。
八菅山縁起によると日本武尊が東征のおりにこの山を望み見て、
山容が蛇の横わたるに似ているところから、『蛇形山』と名付けたと言われています。
また、大宝三年(703年)修験道の開祖役の小角が入峰し修法を行ったとき、
忽然として、池中に八本の菅が生えたことから八菅山の名が起こり、
和銅二年(709年)には僧行基が入山して、ご神体及び本地仏を彫刻し、
伽藍を建立して勅願所としたと言われています。
しかし、明治期の神仏分離令により、光勝寺は廃寺となり、
七社権現は八菅神社と改称して今日に至っています。


この神社を中心にスダジイを代表とする 2.5haに及ぶ社叢林(県指定天然記念物)があり、境内のクロガネモチの巨樹(町指定天然記念物)は高さ 20m、目通り2.3m、樹齢 250年という。



こちらが、八菅神社。

      20170527八菅神社01



鳥居の両脇には、二つの句碑が建っています。

向かって左側が芭蕉の句碑。

      20170527八菅神社02

     蓬莱にきかばや伊勢の初便      

      

そして反対側には、五柏園丈水の句碑。

      20170527八菅神社03

遠近乃笠も八菅や順乃峯 



鳥居をくぐれば、八菅神社の説明板。

      20170527八菅神社04



その脇には、八菅山の説明板。

      20170527八菅神社05



鳥居の先にある 梵鐘。

      20170527八菅神社06



梵鐘は、愛川町の指定文化財のようです。

      20170527八菅神社07



境内の緩やかな上り坂の途中には、大ケヤキ。

      20170527八菅神社08



このケヤキは、愛川町の『ふるさとの木』に指定されています。

      20170527八菅神社09

愛川町には、このように『ふるさとの木』と称する巨木が18本あるそうです。



八菅神社の最大のウリ(?)
約300段の急な石段。

      20170527八菅神社10



石段の上り口の左側に、御目当の『あいかわの景勝10選』の碑。

      20170527八菅神社11


      20170527八菅神社12

反対側には『かながわの景勝50選』の碑もありますが
そちらは、いずれかの機会にでも。


さぁ、頑張って石段を上りましょう。

      20170527八菅神社13


シダジイの木々を眺めながら石段を上ります。
正直、この300段の石段はきつかったぁ。

      20170527八菅神社14



石段を上りきると、目の前にはクロガネモチの木。

      20170527八菅神社15

こちらも、愛川町の『ふるさとの木』の1本になります。



拝殿から一段下がった削平地。

      20170527八菅神社16


この削平地は、かつての『八菅山修験道旧跡』。

      20170527八菅神社17




最後の石段、約20段ほどを上れば
八菅神社の拝殿に到着します。

      20170527八菅神社18



賽銭箱に九曜紋。

      20170527八菅神社19

この八菅神社の神紋は九曜紋のようです。
『九曜紋』と言えば『千葉氏』を連想してしまいますが、
ここは千葉氏の勢力下であった北総の地ではなく、
小田原北条家の勢力下であった地。
まさか、千葉氏には関連ないよなぁ...............?




扁額の文字はカスれて読めません。

      20170527八菅神社20




約300段の石段を頑張って上ってきたから
休憩を兼ねて、ご褒美のオヤツをあげましょう。

      20170527八菅神社21



ささみチップスをガン見する びいすけ 。
当然、コマンドは『 待て! 』。

      20170527八菅神社22



『 良し! 』の合図で、喰らいつく びいすけ 。

      20170527八菅神社23



父さんの指まで食べないでね。

      20170527八菅神社24



この八菅神社、そして八菅神社のある八菅山。
『 あいかわの景勝10選 』の地でもあるけれど
『 かながわの景勝50選 』の地でもあります。

そちらについては、また明日にでも...............。




2017/06/14 Wed. 00:00 | trackback: -- | 本文: -- | edit

あいかわの景勝10選   《 山十邸と中津往還 》 (2017年5月27日)(神奈川県愛甲郡愛川町) 

5月27日 公休日

個人的な連休の2日目。
この日は、神奈川県の愛川町に出かけました。

愛川町には、平成13年に制定された『あいかわの景勝10選』なるモノがあります。
町内の10ヶ所の景勝地を選ばれたモノです。
その内訳は...............

①宮ケ瀬ダムと新石小屋橋
②経ケ岳・仏果山・高取山にかけての山並
③塩川滝飛沫
④勝楽寺の山門と杉木立ち
⑤三増合戦碑と志田峠
⑥箕輪耕地遠望
⑦八菅山と八菅神社
⑧山十邸と中津往還
⑨工業団地といちょう並木
⑩中津川の清流

となっています。

〇〇八景とか、〇〇百選と言った類いのモノが基本的には嫌いではない。
むしろ、追っ掛けていたりするから好きな部類に入ります。
当然、この『あいかわの景勝10選』も、いつかはコンプリートしてみたいと思っています。

と言うことで、この日の愛川町に来たのは、
『あいかわの景勝10選』が最たる目的。

向かった先は..............山十邸と中津往還


山十邸はこの地方の豪農だった熊坂家の住居として、
明治初期に熊坂半兵衛の代に建てられたものだと言うことです。
ちなみに『山十』は屋号であり、愛川町はその建物と庭園を修復して保存し、
『古民家山十邸』として一般に無料で公開しています。


こちらが山十邸。

      20170527山十邸01


門の脇には、愛川町教育委員会が建てた碑(石柱)。

      20170527山十邸03

愛川町って、史跡に対してはかなり力を入れている。
こういう姿勢って好きだなあ。


山十邸の碑の隣には、国指定の登録文化財の碑。

      20170527山十邸02


      20170527山十邸04

ちなみに、愛川町の国指定の登録有形文化財は、
この『山十邸』と『平山橋』の2ヶ所と言うことです。


塀には、利用案内も貼られ、しっかりと管理されています。

      20170527山十邸05

とにかく、入館料が無料と言うのが好意的。
結構、こう言った古民家って、施設維持費と称して
200〜300円の入館料を取るっていうパターンが多いんだよなぁ。


さて、肝心の『あいかわの景勝10選』の碑は、
門の近く、地域のコミュニティバスのバス停脇に在りました。

      20170527山十邸06


      20170527山十邸07


駐車場も3台停められる無料駐車場があるんですが
この日は、駐車場にカラーコーンが置かれ、入れない。
そして、山十邸にはネクタイ族が多い。


どうやら、この日の午後。
この山十邸でイベントがあるようです。

      20170527山十邸08



愛川町主催の若手音楽演奏家によるクラシックのコンサートがあるようです。

      20170527山十邸09

定員100名。入場料無料。

うむ、素晴らしい。
さすが、愛川町。

先ほどのネクタイ族は、愛川町の関係者だったんですね。




元々、 びいすけ は中に入れないから
門の前で待機。

      20170527山十邸10




関係者の方の了承をいただき、設営の邪魔にならないように
ささっさぁ〜と中を見学します。


古民家山十邸。

      20170527山十邸11


      20170527山十邸12


      20170527山十邸13



庭には四阿があったりして...............

      20170527山十邸14



この日は、イベントの関係でバタバタしていたけれど
平日なら訪れる人も少ないだろうから、古民家好きなら穴場かも知れない。




2017/06/13 Tue. 00:00 | trackback: -- | 本文: -- | edit

あいかわの景勝10選   《 箕輪耕地の遠望 》 (2017年5月27日)(神奈川県愛甲郡愛川町) 

5月27日 公休日

個人的な連休の2日目。
この日は、神奈川県の愛川町に出かけました。

愛川町には、平成13年に制定された『あいかわの景勝10選』なるモノがあります。
町内の10ヶ所の景勝地を選ばれたモノです。
その内訳は...............

①宮ケ瀬ダムと新石小屋橋
②経ケ岳・仏果山・高取山にかけての山並
③塩川滝飛沫
④勝楽寺の山門と杉木立ち
⑤三増合戦碑と志田峠
⑥箕輪耕地遠望
⑦八菅山と八菅神社
⑧山十邸と中津往還
⑨工業団地といちょう並木
⑩中津川の清流

となっています。

〇〇八景とか、〇〇百選と言った類いのモノが基本的には嫌いではない。
むしろ、追っ掛けていたりするから好きな部類に入ります。
当然、この『あいかわの景勝10選』も、いつかはコンプリートしてみたいと思っています。

と言うことで、この日の愛川町に来たのは、
『あいかわの景勝10選』が最たる目的。

向かった先は..............箕輪耕地の遠望


中津川がもたらした豊かな箕輪地区の耕地。
坂の上の台地から望む田園の広がりは愛川町随一の規模を誇ります。
秋になれば鏡を敷き詰めたような水田から、黄金色の波が揺れる実りの田まで、
心和む風景を楽しむことができるそうです。


角田地区の原箕輪公民館近くの路肩に
あいかわの景勝10選の碑は、ひっそりと建っていました。

      20170527箕輪耕地01


      20170527箕輪耕地02


      20170527箕輪耕地03



碑の脇の狭い道を進むと、いきなり展望が拓けてきます。

      20170527箕輪耕地04



これが、箕輪耕地の遠望。

      20170527箕輪耕地05

眼下に広がり水田。
まさに耕地。


展望を眺めながら歩いてみましょう。

      20170527箕輪耕地06


びいすけ は、展望を眺めるよりは匂い嗅ぎに夢中。


せっかくだから、この眺望をバックに一枚、パチリ☆。

      20170527箕輪耕地07



視界が拓けているのは100mほどの距離。
まさに、ピンポイントの場所。

アングルを変えてさらに一枚。パチリ☆。

      20170527箕輪耕地08



さらに一枚。とシャッターを押す指に力が入ります。

      20170527箕輪耕地09


      20170527箕輪耕地10


      20170527箕輪耕地11


      20170527箕輪耕地12



今のこの時期は田植えも終わって、これから稲が成長して行く。

      20170527箕輪耕地13



田植え前の、田んぼに水を張った状態の時なら
確かに鏡面の水田が広がるだろうし、
秋の稲穂が頭を垂らす時期になれば、
黄金色の絨毯が広がっているだろう。


そんな時期に、また訪れてみたいなぁ...............


2017/06/12 Mon. 00:00 | trackback: -- | 本文: -- | edit

廃校を訪ねて...............番外編 角田学校跡 (2017年5月27日)(神奈川県愛甲郡愛川町) 

5月27日 公休日

個人的な連休2日目。

この日は、『あいかわの景勝10選』目的で神奈川県の愛川町に出かけました。


景勝地巡りの合間に立ち寄ったのは...............角田学校跡



角田学校は、
明治6年 角田八幡神社に隣接する福泉寺の建物を校舎として開校し、
養成館第1支校としたのが始まりです。
明治27年 高峰小学校として統合され、廃校となりました。


たまたま、愛川町のことをネットで色々調べていたら
愛川町の角田地区に明治時代の廃校があることが分かり
訪れてみることにしました。



角田八幡神社の隣にある小さなお寺、福泉寺。

      20170527角田学校跡01


      0170527角田学校跡02



その境内の一画に、『角田学校跡』の碑があります。

      0170527角田学校跡03


碑の側面には簡単な沿革。

      0170527角田学校跡04


高峰小学校のHPの沿革によれば

明治6年に角田村に開校した養成館第一支校(角田学校)と
三増村に開校した養成館第二支校(三増学校)が在りました。
明治21年に角田村と三増村が合併して高峰村が出来ました。
明治27年に角田学校と三増学校を統合して、
高峰村の中心部に高峰小学校を設立したそうです。

      0170527角田学校跡05


(角田学校と共に廃校となった三増学校については こちら


こちらは、本堂のように見えるから校舎ではないでしょう。

      0170527角田学校跡06



もっとも明治27年の事だから、
この本堂が明治27年以前のモノには見えない。

      0170527角田学校跡07



かろうじて、福泉寺と読める。

      0170527角田学校跡08



本堂の脇のこの辺り?

      0170527角田学校跡09


はたまた現在、墓地となっているこの辺りに
かつての学舎が建っていたのだろうか?

      0170527角田学校跡10


      0170527角田学校跡11



いずれも、遠い遠い昔の出来事。


しかし、愛川町の歴史や文化財に対する取り組みには、
他の市町村にも見習ってもらいたい!と、ついつい思ってしまう。

歴代の町長考え方なのか?
はたまた、教育委員会の考え方なのか?
はたまた、地域の住民の地元愛の表れなのか?

まだまだ、愛川町には『日向学校跡』『半原小学校発祥の地』の碑があるらしい。
詳しい場所はわからないけれど、いつか訪れてみたいものです。





2017/06/11 Sun. 15:00 | trackback: -- | 本文: -- | edit

鉄の橋百選 《 平山橋 》 (2017年5月27日)(神奈川県愛甲郡愛川町) 

5月27日 公休日

個人的な連休2日目。

この日は、神奈川県の愛川町に出かけました。
『あいかわの景勝10選』と言う景勝地巡りが目的ですが、
『勝楽寺の山門と杉木立』から次なる景勝10選に向かう途中、

こんな案内板が目に入りました。
すぐさま、路肩に車を停めて、案内板(説明板)をじっくりと読みます。

      20170527平山橋02
     


じっくりと読んでみると...............

      20170527平山橋01

鉄の橋百選 と記されている。


そもそも、『鉄(はがね)の橋百選』とは、明治初年から第2次大戦までに架けられた橋のうち、
現存する著名な橋100を選びその写真,架設地点の詳細な地図とデータを織り込みながら、
橋の特徴や時代背景などを13人の専門家が分担執筆した土木学会編集の書籍に記載された橋のことです。


  
『かながわの橋 百選』なら知っていたけれど
『鉄の橋 百選』は知らなかった。

そのまま素通りしても良かったけれど、
『〇〇百選』って言う言葉の響きに弱い。

とりあえず、どんなモノか?
見てみることにいたしましょう。
     

平山橋は1926年(昭和元年)に完成した3連の鋼製トラス橋です。


鋼製橋だから鉄の橋百選に選ばれたのか?

      20170527平山橋03


      20170527平山橋04



元々は1913年(大正2年)に左岸側(北側)1/3を鋼製トラス橋、残りを木橋として開通しました。
1926年(昭和元年)には木橋部分を架け替え、3連の鋼製トラス橋として完成しました。


北側って事は、こちら側なんでしょう。
当初は木製だったんですね。

      20170527平山橋05


以前は車両も通行していましたが、100mほど下流に新しい橋が架けられ、
現在は歩行者専用の橋となっているようです。

      20170527平山橋06



欄干には、こんなプレートも飾られています。

      20170527平山橋07

『かながわの橋 百選』にも選ばれているんですね。


せっかくだから、鉄の橋 平山橋を渡ってみましょう。

      20170527平山橋08


鉄の橋と言っても、路面は舗石。

      20170527平山橋09



軽快に橋の上を闊歩する びいすけ 。

      20170527平山橋10


ちょうど真ん中辺り。

      20170527平山橋11

下を流れるのは中津川。


橋を渡り終え、対岸に着くと、こんな立派な説明板。

      20170527平山橋12



この『平山橋』は、国の登録有形文化財として指定されているようです。
立派な碑(?)も橋の袂に建てられています。

      20170527平山橋13


      20170527平山橋14




平山橋から眺める経ケ岳。

      20170527平山橋15

この平山橋から田代運動公園は近い。
どうせなら、この平山橋の袂に『あいかわの景勝10選』の
『経ヶ岳、仏果山、高取山にかけての山並』の碑を建てれば良かったのに。



中津川のプレートの前です一枚、パチリ☆。

      20170527平山橋16

そう言えば、橋やトンネルのプレートを盗む不心得者も多いけど
そう言うのって辞めてもらいたいモノです。


しかしながら、『鉄の橋 百選』、『かながわの橋 百選』
これまた食指が伸びそうなモノを見つけてしまったなぁ(笑)。






2017/06/11 Sun. 00:00 | trackback: -- | 本文: -- | edit

あいかわの景勝10選   《 勝楽寺の山門と杉木立 》 (2017年5月27日)(神奈川県愛甲郡愛川町 

5月27日 公休日

個人的な連休の2日目。
この日は、神奈川県の愛川町に出かけました。

愛川町には、平成13年に制定された『あいかわの景勝10選』なるモノがあります。
町内の10ヶ所の景勝地を選ばれたモノです。
その内訳は...............

①宮ケ瀬ダムと新石小屋橋
②経ケ岳・仏果山・高取山にかけての山並
③塩川滝飛沫
④勝楽寺の山門と杉木立ち
⑤三増合戦碑と志田峠
⑥箕輪耕地遠望
⑦八菅山と八菅神社
⑧山十邸と中津往還
⑨工業団地といちょう並木
⑩中津川の清流

となっています。

〇〇八景とか、〇〇百選と言った類いのモノが基本的には嫌いではない。
むしろ、追っ掛けていたりするから好きな部類に入ります。
当然、この『あいかわの景勝10選』も、いつかはコンプリートしてみたいと思っています。

と言うことで、この日の愛川町に来たのは、
『あいかわの景勝10選』が最たる目的。

『経ヶ岳、仏果山、高取山にかけての山並』をあとにして、向かったの先は..............勝楽寺の山門と杉木立


こちらが勝楽寺。

本来、寺の入り口にある門を山門と呼ぶから
こちらが山門になるとは思うのだが
景勝地に選ばれたのはこちらでは無い。

ここでは、あえて寺号標と言うことにしよう。

      20170528勝楽寺01

対の寺号標には『 田代 半増坊 』と記されている。

地元では、『勝楽寺』よりも『田代半僧坊』と呼ばれる事が多いらしい。



最初の門をくぐると、目の前に立派な山門と数本に杉の木が見えて来ます、

      20170528勝楽寺02



『名刹 勝楽寺』と記された案内板(説明板)。

      20170528勝楽寺03



そして、その脇には御目当の『あいかわの景勝10選』の碑。

      20170528勝楽寺04


      20170528勝楽寺05



それでは、あいかわの景勝10選に選ばれた山門を見に行きましょう。

      20170528勝楽寺06


こちらが、景勝地とされる勝楽寺の山門。
嘉永4年(1851年)建立の壮大な山門(三門)です。
木造総欅の入母屋三間造り、前面に唐から破風のある二重門(重層門)となっています。
屋根は反りが強い銅板平葺で、総高16m、階下間口9m、奥行5.6m、階上間口8.4m、奥行5mです。
二階部分には釈迦三尊と十六羅漢が安置されているそうです。

      20170528勝楽寺07


      20170528勝楽寺08



山門の扁額。

      20170528勝楽寺09

山号である『満珠山』の文字。



ネットで見づらいですが、山門の仁王像。

向かって右側の阿像

      20170528勝楽寺10



左側の吽像

      20170528勝楽寺11



さらに、その先にも門がある。
中門と呼ばれているらしい。

      20170528勝楽寺12

閉められている門の木戸には、
徳川家の家紋である葵の紋が飾られています。


都合3つの門の先にある本殿に辿り着きました。

      20170528勝楽寺13



本堂の左に建つ半僧坊。

      20170528勝楽寺14

遠州(静岡県)奥山方廣寺より勧請した半僧坊大権現が祀られています。

半僧坊大権現は、後醍醐天皇の皇子「無文元選禅師」が方廣寺へ御入山の際に
出会った白髪の老人を弟子として、日々の作務等を怠ることなく随侍しました。
禅師が「おまえは半ば僧形である」と言うと、
老人は「私は半僧です。」と答えたことから
半僧坊と呼ばれるようになったそうです。
その後、無文元選禅師が亡くなると、老人(半僧坊)姿を消したと言われています。




鐘楼。

      20170528勝楽寺15



こちらは、十六羅漢堂。

      20170528勝楽寺16

この中に16体の羅漢像が鎮座していました。
山門の二階に安置されているとされる羅漢像は、
こちらに移されたのでしょうか?
それともレプリカ?



とにかく、由緒ある寺院だと言うのが歩いて見て廻ると
自ずと分かってくる。
正に愛川町の史跡である。

寺院が景勝地って如何なモノ?って思っていたけれど
そんなに小さな事にこだわるのは止めにいたしましょう。

そんなことを思いながら、
この地をあとにするのでありました...............。






2017/06/10 Sat. 00:00 | trackback: -- | 本文: -- | edit

あいかわの景勝10選   《 経ヶ岳、仏果山、高取山にかけての山並 》 (2017年5月27日)(神奈川県愛甲郡愛川町) 

5月27日 公休日

個人的な連休の2日目。
この日は、神奈川県の愛川町に出かけました。

愛川町には、平成13年に制定された『あいかわの景勝10選』なるモノがあります。
町内の10ヶ所の景勝地を選ばれたモノです。
その内訳は...............

①宮ケ瀬ダムと新石小屋橋
②経ケ岳・仏果山・高取山にかけての山並
③塩川滝飛沫
④勝楽寺の山門と杉木立ち
⑤三増合戦碑と志田峠
⑥箕輪耕地遠望
⑦八菅山と八菅神社
⑧山十邸と中津往還
⑨工業団地といちょう並木
⑩中津川の清流

となっています。

〇〇八景とか、〇〇百選と言った類いのモノが基本的には嫌いではない。
むしろ、追っ掛けていたりするから好きな部類に入ります。
当然、この『あいかわの景勝10選』も、いつかはコンプリートしてみたいと思っています。

と言うことで、この日の愛川町に来たのは、
『あいかわの景勝10選』が最たる目的。

『塩川滝の飛沫』をあとにして、向かったの先は..............経ヶ岳、仏果山、高取山にかけての山並



経ヶ岳(633.1m)、仏果山(747.1m)、高取山(705m)は
比較的楽にハイキングコースとして楽しめるところだそうです。
愛川方面から眺める山並は実に穏やかな山並で、
季節により春は新緑、秋は紅葉と色合いを見せてくれるそうです。

一瞬、ハイキングコースを歩いて軽登山をしないと、
『あいかわの景勝10選』の碑は確認できないのかと思いましたが
田代地区にある、田代運動公園の中に碑は在ります。



こちらが、田代運動公園の入り口。

      20170527経ヶ岳01


『 あいかわの景勝10選』の碑は、
ソフトボール場の外野席に在るとの事なので、
園内図で確認いたしましょう。

      20170527経ヶ岳02



公園には、こんなオブジェがありました。

      20170527経ヶ岳03



タイトルは分かりませんが、少女と芝犬の像。

      20170527経ヶ岳04

何か、この地域に逸話でもあるのでしょうか?



さてさて、肝心の『 あいかわの景勝10選 』の碑ですが、
簡単に見つかりました。

      20170527経ヶ岳05


本来は、『経ケ岳・仏果山・高取山にかけての山並』ですが
碑にはカッコ書きで、 (田代運動公園から見た) と追記されています。

      20170527経ヶ岳06



確かにこの追記があれば、ここに碑があってもおかしくない。

      20170527経ヶ岳07



碑のある場所と碑文の位置から、ソフトボール場の先にある山並みが
景勝地だと思っていました。

      20170527経ヶ岳08


      20170527経ヶ岳09



中津川の河原では、オートキャンパーが多く訪れているようです。

      20170527経ヶ岳10


特にキャンプ場としては指定されてはいないようですが
何台かの車がやって来て、テントを設営始めています。


      20170527経ヶ岳11


      20170527経ヶ岳12



どうやら、この辺りはオートキャンプのメッカでようです。

何気にiPhoneでキャンプ場の事を調べていたら
中津川の背後にある山が経ヶ岳でした。

すなわち、(田代運動公園から見た)経ヶ岳、仏果山、高取山にかけての山並は
こちらの景観になるようです。

      20170527経ヶ岳13


      20170527経ヶ岳14


      20170527経ヶ岳15



とりあえず、これで『 経ヶ岳、仏果山、高取山にかけての山並 』も
完了と相成りました。

さぁ、次なる『 あいかわの景勝10選 』に向かいましょう。


2017/06/09 Fri. 00:00 | trackback: -- | 本文: -- | edit

あいかわの景勝10選   《 塩川滝飛沫 》 (2017年5月27日)(神奈川県愛甲郡愛川町 

5月27日 公休日

個人的な連休の2日目。
この日は、神奈川県の愛川町に出かけました。

愛川町には、平成13年に制定された『あいかわの景勝10選』なるモノがあります。
町内の10ヶ所の景勝地を選ばれたモノです。
その内訳は...............

①宮ケ瀬ダムと新石小屋橋
②経ケ岳・仏果山・高取山にかけての山並
③塩川滝飛沫
④勝楽寺の山門と杉木立ち
⑤三増合戦碑と志田峠
⑥箕輪耕地遠望
⑦八菅山と八菅神社
⑧山十邸と中津往還
⑨工業団地といちょう並木
⑩中津川の清流

となっています。

〇〇八景とか、〇〇百選と言った類いのモノが基本的には嫌いではない。
むしろ、追っ掛けていたりするから好きな部類に入ります。
当然、この『あいかわの景勝10選』も、いつかはコンプリートしてみたいと思っています。

と言うことで、この日の愛川町に来たのは、
『あいかわの景勝10選』が最たる目的。

『中津川の清流』をあとにして、向かった先は..............塩川滝飛沫





滝幅4m、落差30mの塩川滝。
歩道が整備されていて滝壺近くまで比較的簡単に行けます。
滝壺近くは夏でもひんやりとした空気が漂い、
そのしぶきに心洗われるそうです。
そんな塩川の滝は、国道412号と中津川の間の山あいにあります。


こちらが、塩川の滝の入り口。

      0170527中津川の清流01


      0170527中津川の清流02


ここから、さらに500mほど先が塩川の滝。
車でもアプローチでき、駐車場もあり。
ただし、ほんの少しの区間、未舗装の狭い道になります。



駐車場の片隅と言うか、滝に至る橋の手前に建つ碑。

御目当の『 あいかわの景勝10選 』の碑。

      0170527中津川の清流03


      0170527中津川の清流04

実は、塩川の滝も2度目の訪問になります。
前回来た時には、『 あいかわの景勝10選 』の存在を知らなかったからなぁ。




しかしながら、愛川町は文化財や観光資源に対する取り組みが素晴らしい。
きちんと案内板や説明板や碑を設置しています。

      0170527中津川の清流05

教育委員会や観光課(観光協会?)がしっかりしているんだろうなぁ。


それでは、塩川の滝へと向かいましょう。

      0170527中津川の清流06

この橋を渡って、1〜2分で滝に到着します。


赤い橋が展瀑台。

      0170527中津川の清流07


      0170527中津川の清流08




これは塩川の滝ではありません。悪しからず。

しかし、流れ落ちた滝の清流であることは間違いない。

      0170527中津川の清流09



階段を軽快に駆け上がる びいすけ 。

      0170527中津川の清流10



こちらが、塩川の滝。

      0170527中津川の清流11


      0170527中津川の清流12


      0170527中津川の清流13

橋の下の滝壺へ行こうとしたら、
大学生らしき数名が滝修行をするのか?
白装束で待機していました。

元々、塩川の滝は八菅山修研の第五番行所だったため
古くから滝修行が行われていたそうです。

若い女性も何人か居たので、『覗き』と勘違いされるのも嫌だから
早々に撤収いたしましょう。


台地に上がる石段に先には、塩川神社があるようです。

      0170527中津川の清流14



こちらが、塩川神社。

      0170527中津川の清流15



塩川神社の由緒が記された碑。

      0170527中津川の清流16



こちらが、扁額。

      0170527中津川の清流17


さぁ、『 あいかわの景勝10選 』の『 塩川飛沫 』もこれにて完了。

次なる、景勝地に向かって出発です。




2017/06/08 Thu. 00:00 | trackback: -- | 本文: -- | edit

あいかわの景勝10選   《 中津川の清流 》 (2017年5月27日)(神奈川県愛甲郡愛川町) 

5月27日 公休日

個人的な連休の2日目。
この日は、神奈川県の愛川町に出かけました。

愛川町には、平成13年に制定された『あいかわの景勝10選』なるモノがあります。
町内の10ヶ所の景勝地を選ばれたモノです。
その内訳は...............

①宮ケ瀬ダムと新石小屋橋
②経ケ岳・仏果山・高取山にかけての山並
③塩川滝飛沫
④勝楽寺の山門と杉木立ち
⑤三増合戦碑と志田峠
⑥箕輪耕地遠望
⑦八菅山と八菅神社
⑧山十邸と中津往還
⑨工業団地といちょう並木
⑩中津川の清流

となっています。

〇〇八景とか、〇〇百選と言った類いのモノが基本的には嫌いではない。
むしろ、追っ掛けていたりするから好きな部類に入ります。
当然、この『あいかわの景勝10選』も、いつかはコンプリートしてみたいと思っています。

と言うことで、この日の愛川町に来たのは、
『あいかわの景勝10選』が最たる目的。

『三増合戦碑と志田峠』をあとにして、向かったの先は..............中津川の清流


中津川は、神奈川県を流れる河川で相模川水系の支流です。

かつては中津渓谷と呼ばれた風光明媚な景勝地は宮ヶ瀬ダムにより豹変してしまいましたが
その宮ヶ瀬ダムから流れるとどまることのない清流は、訪れる人々の心を癒してくれるそうです。

田代地区の馬渡橋近くの河原が『あいかわの景勝10選』に選ばれた場所であり
かつては、碑も建てられていましたが
残念ながら、馬渡橋の架け替え工事が行われ、
5年ほど前に碑は撤去されてしまったそうです。



確かに、現在も工事中。

      20170527中津川の清流01


地元の商店のオジさんに聞いたら、
画面の中央よりちょっと左に電柱脇に『 あいかわの景勝10選 』の碑が在ったらしい。

      0170527中津川の清流02

撤去された碑はどこにいったんだろう?
ちなみに地元の方が保管しているわけではないらしい。



馬渡橋は工事中ですが、河原に降りれるようです。

      0170527中津川の清流03



この階段を下れば河原に下りられます。

      0170527中津川の清流04

ひょっとしたら、河原の何処に碑が移設されているかも知れない。


河原に降りて、工事中の馬渡橋を眺めます。

      0170527中津川の清流05



こちらが上流。

      0170527中津川の清流06



橋は工事していても、中津川の清流は変わらない。

      0170527中津川の清流07


この日は居なかったけど、河原にBBQの跡があったから
シーズンになれば休日には、かなりの人が集まるのかな?

今日は びいすけ の貸し切りと言っても良い。

      0170527中津川の清流08



確かにこの辺りの中津川は清らかで澱んでいない。

      0170527中津川の清流09



おかしなもので、波のある海は大の苦手である びいすけ 。
川の流れはさほど苦手ではないようです。

      0170527中津川の清流11



何処と無く、表情もにこやかな気がします。

      0170527中津川の清流12


      0170527中津川の清流13


      0170527中津川の清流14




碑を探したけれども、やっぱり無い。



橋は架け替えられる予定だが、護岸工事も行われてしまうのでしょうか?

      0170527中津川の清流10

河原から眺めるこの景色も変わってしまうのだろうか?



そんな事を思いながら、河原をあとにします。

      0170527中津川の清流15



まだまだ、『 あいかわの景勝10選 』巡りは始まったばかり。
さあ、次なる景勝地へと向かいましょう。


2017/06/07 Wed. 00:00 | trackback: -- | 本文: -- | edit

あいかわの景勝10選   《 三増合戦碑と志田峠 》 (2017年5月27日)(神奈川県愛甲郡愛川町) 

5月27日 公休日

個人的な連休の2日目。
この日は、神奈川県の愛川町に出かけました。

愛川町には、平成13年に制定された『あいかわの景勝10選』なるモノがあります。
町内の10ヶ所の景勝地を選ばれたモノです。
その内訳は...............

①宮ケ瀬ダムと新石小屋橋
②経ケ岳・仏果山・高取山にかけての山並
③塩川滝飛沫
④勝楽寺の山門と杉木立ち
⑤三増合戦碑と志田峠
⑥箕輪耕地遠望
⑦八菅山と八菅神社
⑧山十邸と中津往還
⑨工業団地といちょう並木
⑩中津川の清流

となっています。


〇〇八景とか、〇〇百選と言った類いのモノが基本的には嫌いではない。
むしろ、追っ掛けていたりするから好きな部類に入ります。
当然、この『あいかわの景勝10選』も、いつかはコンプリートしてみたいと思っています。

と言うことで、この日の愛川町は『あいかわの景勝10選』目的の訪問です。わ

この日、最初に向かったのは...............三増合戦碑と志田峠



三増合戦場は、
1569年、甲斐の武田軍と小田原の北条軍が激戦をくりひろげた合戦場です。

この年、武田信玄は2万の軍勢を率いて甲府を出立、
滝山城などの北条方の拠点を攻撃したのちに、
北条氏康の小田原城を囲みました。
籠城した北条軍は城から出ず、武田軍は包囲を開始して4日後に
城下に火を放ち軍勢を引き上げました。
北条軍は、後詰めであった甲州街道守備軍の北条氏照、
秩父方面守備軍の北条氏邦の軍勢2万が三増峠に着陣し、
甲斐に帰国しようとする武田軍相手に挟み撃ちをすると言う、
有利な戦いの展開になりました。
当初、北条軍が優勢に見えた合戦でしたが、
志田峠 (三増峠南西約1km) に機動した山県昌景率いる武田の別働隊が、
より高所から奇襲に出ると戦況は一気に武田に傾き、
多くの戦死者を出しながらも、最終的には武田軍の勝利とされています。


こちらが、三増合戦場跡の碑。

      20170527三増合戦場01



碑は昭和44年に建立されたそうです。

      20170527三増合戦場02

実は、この地に訪れるのは、これで2回目。



さすが、愛川町の観光資産であり、歴史資産でもある。
案内板もしっかり設置されています。

      20170527三増合戦場03


      20170527三増合戦場04




そして、極め付け。

『 あいかわの景勝10選 』の碑。

      20170527三増合戦場05


この碑が目的で、ここに来たと言っても過言ではない。

      20170527三増合戦場06



そして、こちらはオマケと言って良いのか?
愛川町の指定史跡の碑。

      20170527三増合戦場07



こちらは、三増合戦で討ち死した北条家の家臣、間宮善十郎の墓。

      20170527三増合戦場08


      20170527三増合戦場09



約450年前、この地で壮絶な戦いが繰り広げられましたが
現在は、長閑な畑が広がる耕作地。

      20170527三増合戦場10



武田信玄が陣を張ったとされる志田峠。

      20170527三増合戦場11



一応、武田側の勝利と言うことで、挟み撃ちにされた信玄は
無事、甲斐国に戻ることができたけれど、
この地の合戦でいずれかが決定的な敗北を喫していたら
戦国時代の関東・甲信越の勢力図も変わっていただろう。
そして、織田信長が台頭することもなかったかもしれない。

歴史ってちょっとしたタイミングなんだなぁ...............。






2017/06/06 Tue. 00:00 | trackback: -- | 本文: -- | edit

あいかわの景勝10選   《 宮ヶ瀬ダムと石小屋橋 》 (2016年8月12日)(神奈川県愛甲郡愛川町) 

8月12日 公休日

まだまだ続く、宮ヶ瀬ダムネタ(笑)。


この日は宮ヶ瀬ダムに行きました。

      20160712あいかわ景勝10選宮ケ瀬ダム01


宮ヶ瀬ダム近くを散策していると
こんな標柱を発見。

      20160712あいかわ景勝10選宮ケ瀬ダム02

『あいかわの景勝10選』と記されています。

何やら興味を引きそうな文面。
どうも『〇〇八景』とか、『〇〇百選』と言った言葉に弱い。

裏面を見てみると、平成13年に選定(制定)されたらしい。

      20160712あいかわ景勝10選宮ケ瀬ダム05



こちらが、その景勝になるのか?

宮ヶ瀬ダムと新石小屋橋。

      20160712あいかわ景勝10選宮ケ瀬ダム03


      20160712あいかわ景勝10選宮ケ瀬ダム04

雑草と葉が茂った木で、標柱からは景勝を眺める事は難しい。




こちらは、新石小屋橋からのショット。

      20160712あいかわ景勝10選宮ケ瀬ダム06

まさに『宮ヶ瀬ダムと新石小屋橋』



この新石小屋橋からは、滝を眺める事が出来ます。

      20160712あいかわ景勝10選宮ケ瀬ダム07



この滝は大沢の滝。

      20160712あいかわ景勝10選宮ケ瀬ダム08


      20160712あいかわ景勝10選宮ケ瀬ダム09



大沢の滝をすぎ、新石小屋橋を渡りきれば
目の前には宮ヶ瀬ダム。

      20160712あいかわ景勝10選宮ケ瀬ダム10

この景観が『あいかわの景勝10選』なんだろうなぁ。



平成12年制定とは割と新しい。
まぁ歴史が無いと言えばそれまでだが
それはそれで仕方が無い。
でも一人でも多くの人が愛川町に来て欲しい。
そんな想いを感じ取れます。

そんな訳で、愛川町商工会が推奨する『あいかわの景勝10選』
これも追っかけてみましょう。





2016/09/04 Sun. 15:00 | trackback: -- | 本文: -- | edit

ダム湖百選 《 宮ヶ瀬湖 》(2016年8月12日)(神奈川県愛甲郡愛川町) 

8月12日 公休日

この日は神奈川県の宮ヶ瀬に出掛けました。

宮ヶ瀬と言ったら、宮ヶ瀬ダム。
そして、宮ヶ瀬湖。

そうです、ダムカード集めで訪れた宮ヶ瀬ダムが堰き止めて出来た人造湖。
それが宮ヶ瀬湖になります。


宮ヶ瀬湖は、ダム湖百選 に選定されています。


この、『ダム湖百選』。
調べてみると興味深い。

ダム湖百選は、平成17年に制定された制度で、意外に歴史は浅い。
所在する地方自治体首長(いわゆる知事や市町村長)の推薦を受けて、
財団法人ダム水源地環境整備センター(現・一般財団法人水源地環境センター)が認定したダム湖のことです。

関東地方には11ヶ所しか無く、群馬県に6ヶ所、埼玉県には1ヶ所、
東京都には3ヶ所、神奈川県には2ヶ所となっています。
残念ながら、地元の千葉県には1ヶ所もありません。

関東地方に11ヶ所ならば、一つ追っかけてみましょうか...............?
ダムカードと重なる場所もあるようだから、丁度良さそうです。


さらに調べてみると、『ダム湖百選』と言いながらも
現在までに65ヶ所しか選定されていないようです。


ちなみに、『ダム湖百選』のダム湖には、
統一デザインのプレートを用いた記念碑(?)が在るらしい。

こちらが、宮ヶ瀬湖の『ダム湖百選』記念碑。

      20160812宮ケ瀬湖01


      20160812宮ケ瀬湖02




そして、こちらが宮ヶ瀬湖。

      20160812宮ケ瀬湖07


宮ヶ瀬湖そのものは広く、現在地の宮ヶ瀬ダムのあるダムサイトエリア以外に、
同じ愛川町の鳥居原エリア、お隣の清川村にある宮ヶ瀬湖畔エリアと
3つの観光エリアを備えています。
単純に宮ヶ瀬湖を満喫するのであれば、清川村の宮ヶ瀬湖畔エリアの

宮ヶ瀬園地が面白いかもしれません。


宮ヶ瀬ダムからは、宮ヶ瀬園地まで湖を船で移動することも出来ます。

こちらが、宮ヶ瀬ダムの船着場。

      20160812宮ケ瀬湖05



船には乗らない(乗れない)から、宮ヶ瀬ダムの天端から
宮ヶ瀬湖をじっくり眺めましょう。


      20160812宮ケ瀬湖03


宮ヶ瀬憲章なる石碑。
天端近く、水とエネルギー館側にひっそりと建っています。

      20160812宮ケ瀬湖04


ちょっと離れた位置に移動して
湖畔側から宮ヶ瀬ダムを見てみます。

      20160812宮ケ瀬湖06


     
天端を歩き、管理事務所側に移動します。

      20160812宮ケ瀬湖08


天端には、『宮ヶ瀬ダム』の銘板。

      20160812宮ケ瀬湖09


もうちょっと晴れていたら、それなりの景観かもしれないけれど
やっぱり雲が厚いと景観も今一歩。

      20160812宮ケ瀬湖10


元々、人造湖と言えどもダム湖巡りは嫌いじゃない。
とりあえず、ダム湖百選も可能な限り追っかけてみよう。




2016/09/04 Sun. 00:00 | trackback: -- | 本文: -- | edit

ダムカードを集めよう  《 宮ヶ瀬ダム 》 (2016年8月12日)(神奈川県愛甲郡愛川町) 

8月12日 公休日

個人的な連休の最終日。


最近、ハマっているダムカード集め。
この日は、神奈川県の愛川町にダムカード目的に出掛けました。

石小屋ダムから隣接するって言うか、歩いて数分の上流にある宮ヶ瀬ダム。
こちらが主目的で訪れました。

まぁ、宮ヶ瀬ダムのついでに石小屋ダムを見るって言うのが本筋ですが
あいかわ公園の駐車場からだと位置的に石小屋ダムから巡ってしまいます。

宮ヶ瀬ダムは、神奈川県愛甲郡愛川町半原と相模原市緑区青山、
更に愛甲郡清川村宮ヶ瀬の3市町村に跨る、相模川水系中津川に建設されたダムです。

中津川・相模川中下流部の洪水調節、沿岸農地への慣行水利権分の農業用水補給。
中津川における河川生態系保全のための河川維持放流を目的とした不特定利水。
横浜市・川崎市・相模原市等神奈川県全体の2/3の地域、県人口の90%への上水道供給。
直下流に併設された神奈川県企業庁の愛川第一発電所による最大出力24,000kWの水力発電。
これらを目的に昭和44年よりダム建設のための予備調査が開始され、
2年後の昭和46年より特定多目的ダム事業としてスタートしました。
堤高156mの重力式コンクリートダム、総貯水容量約2億トンという首都圏最大のダム計画は
難航する補償交渉を経て、計画発表から29年後の平成12年12月に完成しました。




びいすけの背後にそびえ立つのが宮ヶ瀬ダム。

      20160812宮ケ瀬ダム01



大きなダム碑。

      20160812宮ケ瀬ダム02



宮ヶ瀬ダムに近付くにつれ、その大きさに目を見張ります。

      20160812宮ケ瀬ダム03


      20160812宮ケ瀬ダム04


宮ヶ瀬ダムは、一度 びいすけ と来た事があるから
勝手は知り得たモノ。
ダム内にあるエレベーターに乗って(ペット同乗可)天端へと向かいます。


先ずは、ダムカード。

ダムカードは、こちらの『水とエネルギー館』で配布されています。

      20160812宮ケ瀬ダム05

『宮ヶ瀬ダム』『石小屋ダム』愛川町のご当地キャラ『あいちゃん』のカードが
3組セットで配布されています。

      20160812宮ケ瀬ダム06



水とエネルギー館で、ダムカードもゲット。
14時から観光放流があると言う事なので、
それまでダム周辺で時間を潰しましょう。

      20160812宮ケ瀬ダム07



宮ヶ瀬ダムが堰き止めて出来た宮ヶ瀬湖。

      20160812宮ケ瀬ダム08


ダムの天端から下を覗いてみましょう。

      20160812宮ケ瀬ダム09

さすが、堤高156mだけあります。
途中から濡れているのは放水口。


管理事務所の前にも石碑が2基。

      20160812宮ケ瀬ダム10


      20160812宮ケ瀬ダム11


放流時間の15分前に下に降りましたが、
既に観光放流見学目的の人、人、人...............。

宮ヶ瀬ダムで行われている観光放流は、
放水口一つに対し、毎秒15tの放流量。
すなわち、放水口が二つあるから、1秒間に30tの水が放水されます。
そして、放流時間は6分間におよびます。
物凄い量の水を放水することになります。

      20160812宮ケ瀬ダム12



時間になりました。
観光放流の始まりです。

      20160812宮ケ瀬ダム13


放水口から白いモノが出てきたと思ったら、物凄い瀑音。

      20160812宮ケ瀬ダム14


      20160812宮ケ瀬ダム15



これが、毎秒30tの水が流れるサマです。

      20160812宮ケ瀬ダム16


      20160812宮ケ瀬ダム17



6分って意外に長い。
これでもか! って言うぐらい放水されたから
周りはミストで一気に涼しくなりました。
まさに、滝壺近くに行ったような感覚です。


この観光放流は、オススメです。



こちらが、手に入れたダムカード。

      20160812宮ケ瀬ダム18


      20160812宮ケ瀬ダム19



限定品(?)の愛川町のマスコットキャラクター、あいちゃんのカード。

      20160812宮ケ瀬ダム20


      20160812宮ケ瀬ダム21



これで、また一枚ダムカードが増えました。
益々、ダムカード集めにハマりそうです。



2016/09/03 Sat. 00:00 | trackback: -- | 本文: -- | edit

ダムカードを集めよう  《 石小屋ダム 》 (2016年8月12日)(神奈川県愛甲郡愛川町) 

8月12日 公休日

午前中に病院へ行き、午後からはぽっかり時間が空いた休日。

本当は、病院が終わったら、千葉の自宅へ帰るつもりだったけど
実家のある団地がお盆休み用に敷地内に来客用の駐車場を仮設している。
8月15日まで、その仮設駐車場が利用出来るので、駅近くのコインパーキングを利用しなくても良い。
これって、すごく魅力的。
なんと言っても無料だし(笑)
8月15日まで びいすけ共々、実家に居候することになりました。

幸い(?)にも曇り空。
直射日光さえ無ければ、びいすけ を連れての外出も可能。
ってことで、宮ヶ瀬方面へと足を伸ばしました。

向かった先は...............石小屋ダム


まぁ、石小屋ダムは付録的なモノですが
一応、ダムカードも発行している事だし
じっくりと見学してみましょう。


石小屋ダムは、宮ヶ瀬ダムの下流0.8kmの位置に建設された重力式コンクリートダムです。
石小屋ダムのある辺りには、かつては美しい中津川渓谷が続いていたそうです。
正式には、宮ヶ瀬副ダムと言うことですが、石小屋ダムには、旧中津川渓谷を模したデザインを施し、当時の面影を伝えるとともに、周囲の自然景観に馴染むように配慮されています。

その石小屋ダムですが、実は3つの目的をもっています。

1. 愛川第1発電所の逆調整池
宮ヶ瀬ダムにある愛川第1発電所は、電力需要にあわせて対応できるピーク式発電をおこなっています。
そのため、宮ヶ瀬ダムの発電放流時とそうでない場合で放流量の変動が大きく、
そのままでは下流の中津川の水位が不安定になってしまいます。
そこで石小屋ダムでは、発電放流した水を一旦貯めて、中津川への安定した放流をおこなっています。
すなわち、宮ヶ瀬副ダムと言われる由縁がここにあります。

2. 津久井導水のための水位確保
宮ヶ瀬ダムの水を城山ダムに送るための津久井導水路の入口(呑口)が
石小屋ダムの上流にありますので、導水のための水位を確保します。


3. 宮ヶ瀬ダムの放流水の減勢
国内有数の高さを持つ宮ヶ瀬ダムからの放流水は、膨大な水のエネルギーを発生させます。
石小屋ダムでは、水の勢いを弱める減勢池としての役割も持っています。
また、下流の中津川の河川維持用水など必要な水量を安定的に放流していますので、
愛川第2発電所ではその放流水を利用して、24時間連続運転による発電をおこなっています。


なるほど、石小屋ダムって色々と存在意義があるんですね。




あいかわ公園の駐車場に車を停めて、公園内の遊歩道を歩きながら
石小屋ダムを目指します。
平日は無料のはずの駐車場ですが、お盆休み期間と言うことで
しっかり500円徴収されてしまいました。



遊歩道から眺める石小屋ダム。

      20160712石小屋ダム01


あいかわ公園の遊歩道に建っている石碑。

      20160712石小屋ダ02

『石小屋堰堤』と刻まれています。
昭和二十七年三月竣功とあるから、
石小屋ダムと宮ヶ瀬ダムが出来る(平成12年)前に、
石小屋ダムの前身に当たる堰堤がこの場所にあったらしい




こちらは、『半原渓谷 石小屋』と書かれた石碑。
昭和10年に横濱貿易新報社(現在の神奈川新聞社)が建てたモノ。
県下名勝史跡四十五佳選当選記念と書かれています。

名勝45地は、横浜貿易新報社が、創立45周年の記念行事として一般から募集して、
その得票数で選定されたそうです。
要は、『かながわの景勝50選』みたいなモノですね。

その昔、この地に「石小屋」と呼ばれる、石が折り重なったようなところがあり、
そこを舟人が休憩所として使っていたそうです。

      20160712石小屋ダム03



さらに先に進めは、石小屋ダムの石碑。

      20160712石小屋ダム04



石碑の裏から眺める石小屋ダム。

      20160712石小屋ダム05



石小屋ダムで堰き止められて出来たのが石小屋湖。

      20160712石小屋ダム06



こちらが、石小屋湖。

      20160712石小屋ダム08



知らなかったのですが、ダムの上部の一番高い部分を『天端』(てんば)と言うらしい。

天端に掲げられた、看板。

      20160712石小屋ダム07

宮ヶ瀬副ダムと記されていますが、石小屋ダムの方がカッコいい。



天端から見下ろす、石小屋ダムの下部。

      20160712石小屋ダム10


      20160712石小屋ダム12  
 


天端を渡りきり、逆方向から石小屋ダムを眺めてみます。

      20160712石小屋ダム09


     


      20160712石小屋ダム11


      

こちらが、目的のダムカード。

      20160712石小屋ダム13


      20160712石小屋ダム14


上流の宮ヶ瀬ダムと同じ配布場所である、
『宮ヶ瀬ダム 水とエネルギー館』で配布されています。


これで、ダムカードは6枚目ゲット。

益々、ダムカード集めにハマりそうです(笑)




2016/09/02 Fri. 00:00 | trackback: -- | 本文: -- | edit